心理的なショックが大きい負け方
マネーマネジメントシステムのなかで、胴元にとって最もド素人なのはマーティンデイルシステムのプレイヤーであり、イーストコーストプログレッションなどのやり方はギャンブルに慣れた人がよく使うシステムであるという事実を。
マーティンデイルシステムはちょくちょく勝って、ドーンと負ける賭け方で、プレッション系はちょくちょく負けてドーンと勝つ賭け方です。
要するに、早く確実に負ける金額設定とは、なるべく少しずつ多くの回数勝とうとする心理と同一のベクトルをもつものなのです。
しかし、少しずつ多くの回数を勝ったあと、1度に大きく負けるプレイヤーは、単に統計学上の負けコースに入り込んでいるだけではなく、心理学的にも負けたときのショックが大きすぎます。
逆に少しずつの負けを続けて、たまに大勝ちするほうが、少なくともギャンブルの醍醐味を味わうことができます。
ショックな負け方をした方の体験談
【体験者A】
もともと手堅くきっちり勝つ方法で複勝のみで1頭選び馬券を購入しており、5レース連続で的中で手持ちの資金が1万円を超えました。
そこまでは良かったのですが、やはり人間欲が出るのでしょうか、6レース目で思い切って浮いている資金を全て複勝ではなく単勝で購入しました。
なんとその結果、購入した競走馬は2着でハナ差。複勝で全額突っ込めば的中していたのになぜか単勝で購入。
その時のショックはたまりませんでした。やはり自分の馬券購入方法を簡単に買えるべきではないですね。
【体験者B】
3連単が的中して3万のプラスが出ました。
しかし、その日のレースで次々の不的中続きで最終的には3万負け。
最初のレースで3万プラスが出ているだけに、6万円負けた気分になりました。
実際の資金はマイナス3万円なんですが。その考え方っておかしい??